共同貯金箱

うちにはもうすぐ満杯になる貯金箱があります。よく100円ショップで売っているような、500円玉で貯めれば◯◯万円貯まる！というような貯金箱です。

で、うちにあるのは、500円玉で貯めれば30万円貯まる、やや大きめの貯金箱です。

まだ嫁が嫁でなく彼女であった頃、「二人でこの貯金箱に500円玉を貯めていこう。貯まったらそれを使って二人で旅行に行こう。もし別れることになったら折半だ。」と決め、貯金箱への500円玉の投入を開始しました。

別にどちらがいくら投入したかは関係なく、小銭入れにたまたまあった500円玉を入れていく、という、なんだか自分で書いていても心温まる共同貯金ですね。

で、その貯金箱が最近、満杯に近づいてきたというわけです。

うちの嫁は、「貯金をした感」を味わうのが好きで、私の財布から出した500円玉を、自分が貯金箱に入れたい！とよく言うので、私は毎回500円玉を貯金箱の上に置いておくようにしました。

私「この貯金箱、満杯かぁ…。ほとんどおれが入れてきた気がするけど、君はどれだけ入れた？」

嫁「ゼロ枚。いや、今入れてるし。私がいつも貯金してる。ね。」

さすがうちの嫁です。確かに物理的に貯金箱に500円玉を投入しているのは嫁。私は何もしていないのでした。はい、そうでした。